LED照明(蛍光灯、電球等)で節電対策

経済産業省所管の財団法人・日本エネルギー経済研究所の報告によると、日本にある蛍光灯や白熱灯を発光ダイオードのLED照明に交換すると、消費電力が少ないため922億キロワット時(日本の1年間に使う電力消費量約9%に相当)の節電になるということがわかりました。

ですが「LED照明と言われても…」という人も。
まず節電対策に最適なLED照明について簡単に説明します。

LEDとは Light Emitting Diode の略で、『発光ダイオード』のことを言います。
半導体の1つで電気を流すと発光する原理を利用した新しい照明技術で、駅でみる行き先や時刻を表示しているパネルや、街のビルに取り付けられた大型なテレビ画面などに使用されています。

節電に適したLED照明ですが、全てOKというわけではなく、問題が1つあります。
それは、値段が高い(初期設置費用が高い)ということ。
普通の蛍光灯と比べるとLEDの場合2倍以上、電球型白熱灯と比べると、なんと約20倍以上の価格になります。

LED照明で節電を考えている人には、値段のことを考えると短期間で全て交換するというのは難しいと思いますが、交換までの期間が長く消費電力も少ないため、光熱費を長期で考えると経費削減効果は非常に大きいです。

すべて交換はできなくても、部分的に交換したり少しづつ交換していけば、少しでも光熱費を抑え節電に協力できるのではないでしょうか。